SDGs

SDGsとは

「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称
2015 年、国連で採択された持続可能な開発目標のこと。2016 年から 2030 年までの人と地球の幸せのための国際目標です。17 のゴール・169 のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さないこと(leave no one behind)」を誓っています。

当店の創業の想いとSDGs

Ethical Hair の”Ethical”(エシカル)とは、「倫理的な」という意味で、法律の縛りはないが、多くの人が正しいと思うこと、または、本来人間が持つ良心から発生した社会的規範を意味します。そこから派生して、近年は、人権や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動のことを指すようになりました。
2015 年5 月の創業時に、お客様だけではなく、地域社会にも愛され必要とされ続けるお店でありたいとの想いから、Ethical Hair と名付けました。創業直後の2015 年9 月に国連でSDGs が採択され、当店の創業の想いとのつながりを感じ、小さな美容室ですが、SDGs を「自分ごと」ととらえて日々の活動を行なっています。

Ethical HairのSDGs取組内容

(1) ヘアドネーションによる社会貢献への取り組み

ヘアドネーションとは「髪の寄付」です。当店では、NPO 法人JHD&C(Japan Hair Donation & Charity)と連携し、脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷等、何らかの事情で「頭髪に悩みを抱える子どもたち」に、ヘアドネーションによる献髪のみで作ったメディカル・ウィッグを無償提供する活動に参加しています。「社会性の回復」をサポートすることで、子どもたちの未来を守る活動に取り組んでいます。

学校で勉強したり、同じ年頃の子どもたちと一緒に過ごしたりするのは、子どもの成長・発達には必要不可欠ですが、髪がないことによって、そこへ参加することが著しく困難になる場合があります。抗ガン剤治療や放射線治療を受ける場合、副作用による脱毛問題は復学の際の一番のネックになっているとの報告もあります。ヘアドネーションによるメディカル・ウィッグ提供に協力することで、子供たちの復学と健全な成長支援に取り組んでいます。
また、お客様の大切な体の一部でありながら、カットされた髪のほとんどは、ただの「ゴミ」として捨てられています。これをヘアドネーションにより、新たな生命を吹き込むとともに、店舗から排出するゴミを削減しています。

(2) 地域経済・社会活性化への取り組み

ヘアドネーションに共感し、賛同いただいたお客様に大和市内外からご来店いただいています。また、店舗内では、大和市内の他事業者さまの商品を販売しており、地域経済活性化に取り組むとともに、大和市の「やまとまちゼミ」に講師として参加し、地域社会活性化にも取り組んでいます。

(3) 健康と地球環境保全への取り組み

オーガニックなヘアケア剤を使用し、人と環境にやさしい施術を行っています。天井までの大きな窓で自然光を取り込む店舗設計と、店内照明をLED 化することで、電力消費量を減らし、地球温暖化ガスの排出削減に取り組んでいます。